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自作品の展示場です。                                 HAMに関連した物を中心に、手作りしたものを公開しています。                                   Powerd by JN3XBY ex.JA6IRK
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善峰     神護      
LA1600 をRX部に使用した7MHz CW TRX 神護 ('07/8/19)                                                      
  
  最近、貴田電子というところから低価格のキットが出され、LA1600というICを使用していて人気のようです。TXも同じサイズの基板で
  販売が開始され、これらを組み合わせた自作の紹介が増えています。
  また、貴田電子では、新たにDDSのキットも計画され、上記RXやTXと組み合わせができるようになる予定だそうです。
  当局もLA1600はだいぶ以前から購入して保有しており、これ用のフィルタを校正するセラロックの選別品もOMさんから分けていただい 
  ておりました。
  回りで話題が出ると自分で作ってみたくなる虫が騒ぎ出し、関連のWebサイトから情報を集めて自分なりのものを作ってみました。
 
 <基本仕様>
  
  RX部:
   ・ LA1600を使用したシングルスーパー
   ・ IFフィルタには、5素子世羅多フィルタを使用
   ・ 386を使用してスピーカーも鳴らせる

  TX部:
   ・ 2N7000 3パラ 6Vで1W出力(目標) →  12V → 5.5W  0.58A
                                 9V → 3.0W  0.43A
                                7.2V → 2.1W  0.36A
                                 6V → 1.45W  0.32A
                                5.5V → 1.2W
                                 5V → 1W
                                4.5V → 0.8W

                               ※電流は、コレクタ電流ではなく送信時の総電流

  VFO部:
   ・ DDS(AD9834)によるVFO
   ・ 周波数可変は、VRによる

  マイコン部:
   ・ アトメル社 ATTiny26Lを使用
   ・ 周波数はVRにより、電圧を可変してマイコンのA/Dによる可変
   ・ エレキー内蔵
   ・フルブレークイン
   ・ エレキースピードはVRによる設定
   ・ RITもVRにて独立設定
   ・ 周波数表示は、VRの目盛りに加え、6点LEDによる表示も搭載
   ・ 電池の減電圧も検出

  電源部:
   ・ 基本は、乾電池4本による6V駆動 → 乾電池6本による9V駆動となった
   ・ 外部電源による駆動も可能とする端子も搭載

  ケース:
   ・ いつものようにプリント基板を使用して自作
   ・ 塗装はストーン調スプレー
   ・ フロントパネルは、インクジェット印刷による

  寸法:
   ・ 前作「鞍馬」より小さくしたい
     W78.5mm×H38.0mm×D103.0mm(結果、小さくなりました)

 

 <回路図>

  

  回路図は、下図の通りです。 BSChのファイル

 

  

 

 <基板図>

 

  Pcbeのファイル 基板は、基板を作ってから回路検討を行ったので、若干の裏づけなどの変更があります。

 

 <製作工程>

 

  ①基板設計:ツールはいつものようにPcbeです。

  ②出来上がった基板パターンはレーザプリンタでPress-n-Peelに印刷します。

 

        

   ③エッチングもいつものようにサンハヤトのエッチング袋にお湯とエッチング液を半々に入れて、基板を攪拌します。

 

     

 

  ④エッチングが終わり、穴あけ加工が済んだ基板です。今回は丁度いい大きさの両面基板があったので、そのまま使用しました。

   部品側は単なるベタアースです。

 

         

 

  ⑤部品の実装です。

 

     

 

  ⑥ケース加工です。今回もプリント基板から作りました。

 

         

 

     

 

   ⑦塗装をして完成です。当初予定の乾電池4本が6本になったので、電池パックがびっしりと入りました。お陰でスピーカのスペースが

    取れなくなりましたが、ななんとか収納できました。

 

         

 

         

 

 <総括>

  

  ・残念ながら、乾電池4本では、単4型を使ったせいか電池の内部インピーダンスの関係で電圧降下が大きくパワーが出なかったため、 

   断念し、6本使用となった。

  ・TX部は、結果として「鞍馬」で使用した定数をそのまま採用し、12Vで5.5Wの出力を確保、「鞍馬」の再現性が確認できた。

  ・ソフトウェアもATTiny26(2KB)で入るかどうか心配であったが、結果としては当初の予定機能を全部入れることができなかった。

   但し、DDS制御、エレキー、サイドトーン、ミュート等、送受信に必要な基本機能は全部入り、実用上問題の無いレベルには仕上がっ 

   た。

 

 <謝辞>

  

  ・LA1600RX部に世羅多フィルタを実装した回路はJR7HANさんのWebサイトを参考にさせていただきました。また、世羅多フィルタは

   JH5ESM武藤さんに選別品を分けていただいていたものを使用させていただきました。

   お陰で、実使用においても問題の無いレベルのTRXが完成できたと思っております。心より御礼申し上げます。